イタリアの直火式エスプレッソの淹れ方
イタリアへ行くと、友人たちにやたらとコーヒー飲む?と聞かれます。それだけコーヒー文化が身近なようです。
こと日本ではそんなにコーヒーを飲まない私ですが、飲むとしてもラテのような軽いコーヒー。
しかしイタリアはエスプレッソをぐいっと飲むのが一般的なようです。
今回はホスト宅でエスプレッソを入れる機会があったのでご紹介します。
(厳密にはサンマリノ共和国のホスト宅ですが)
使うのは【マキネッタ】という直火式のコーヒー器具。
パーツは
上部ポット(サーバー)、下部ポット(ボイラー)、フィルター(バスケット)の3つから成り立ちます。
まずは下部ポットに水を入れます。ラインが引いてある場合はそこまで。
下部ポットにフィルターを被せます。
フィルターに、細挽き(パウダー状)のコーヒー豆を乗せます。
マイルドを好む場合はふんわりと乗せますが、ビターを好む場合はこの時に豆をプレスします。
上部ポットを繋げて、蒸気漏れのないようしっかりと締めます。
そのままマキネッタをコンロの火にかけます。
5分ぐらいたつと
コポコポ、カラカラと音が始まります。
そのまま1分ぐらい待つと、下部ポットの湯がフィルターを通過し、上部ポットにエスプレッソがたまります。
これで完成。
かなりシンプル。
でも初心者の私はタイミングを間違えてエグ味が出てしまったよう。
意外と難しい...。
さて片付けですが、
直火のためマキネッタはかなり熱くなってます。
これによる火傷がけっこうな数あるそうなので気をつけましょう。
1時間ぐらいは触らないようにします。
フィルターの豆のカスはそのまま水道に流してしまって大丈夫なようです。
なぜならこの豆が水道管を綺麗にしてくれるだとか。
もちろん燃えるゴミでも大丈夫とのことでした。
一回体験するとハマってしまうコーヒーのお話でした。